「まず、やってみよう」と思える余白を。
最近、Slack上の感謝を集め、普段は目立ちにくい社内の貢献に光を当てるレポートbot「ともしび」を作りました。
経営者をしていると、売上に直結する仕事や、目に見える成果へ意識が向きがちです。しかし会社は、周囲に感謝を伝える人や、目立たないところで仲間を支える人によっても成り立っています。そうした貢献にも光を当てたいと、以前から考えていました。
「ともしび」は、技術的に難しいものではありません。それでも、緊急性の高い仕事を優先するうちに、ずっと後回しになっていました。
それがAIによって、短い時間で形にできるようになりました。「これなら、まずやってみよう」と思えたのです。
AIが私にくれた余白とは、単に空いた時間ではありません。大切だと思いながら後回しにしてきたことへ、手を伸ばせる余力でした。
私は、AIに任せられる仕事が増えることを、良いことだと考えています。生産性や効率が求められる作業はAIへ任せ、人は自分の関心や強みを活かせることに没頭する。そのほうが、誰かの心を動かすものや、世の中にとって価値のあるものは生まれやすいと思うからです。
それは、お客様の声に耳を澄ますことかもしれません。会社の先を考え、決断することかもしれません。技術によって何を良くできるかを考え、試すことかもしれません。
人にしか生み出せない価値が何なのか、私たちにもまだ答えはありません。だからこそ、立ち止まって考え、「まずやってみよう」と試せる余白が必要です。
Tech Reisは、ITエンジニア、そしてAIパートナーとして、企業と技術者が自分たちの価値に向き合い、楽しんで没頭できる時間をつくります。
株式会社Tech Reis 代表取締役
下岸 祐太
